先日、特養のご利用者様にハンドマッサージを体験して頂きました。ハンドマッサージには様々な効果が期待出来ます。
1.血行を促進し、冷え性を改善(手には全身の臓器に繋がるツボがあるので、それらを刺激しながらマッサージ。全身の血行が良くなり、冷え性の改善に)
2.手の肌のトリートメントとストレス解消(ハンドクリーム等を塗った状態でマッサージをすると、クリームやローションが普通に塗るだけよりも肌に浸透しやすくなる。)
3.リラクゼーション(手のツボを押すと身体の不調を改善する効果を得られ、精神的にリラックス出来ます。不安な時に手を握って貰うと安心するのと同じ効果ですね。)
4.筋肉の拘りを解す(何らかの疾患によって片麻痺になってしまった方がいらっしゃるとします。この場合、麻痺してしまった手は思うように使えなくなってしまいます。しかし、思うように動かないからといって手を動かさないでいると筋肉がドンドン固まってしまうのです。それを防ぐ為にリハビリでハンドマッサージが用いられています。)
5.浮腫の軽減(ハンドマッサージをする事で、内臓の機能が改善し、老廃物を身体の外に排出するため、浮腫が軽減、もしくは消失します。)
6.脳の活性化(手の動きを司る運動野の領域は脳全体の1/3を占めています。手で受けた刺激は脳に伝わりやすいので、手のケアをする事で、脳も活性化するのです。ハンドマッサージは認知症や物忘れにも効果があると言われています。)